1. 男女を問わず働きやすい環境づくりの取り組み
当科では多くの医師が子育てをしながら診療や研究に従事していますが、女性医師のみならず男性医師も積極的に家事・育児に携わっており、男女問わず働きやすい環境が整っています。
科内のカンファレンスや会議などは、極力8:30から17:00までの勤務時間内に行われるように配慮しています。また当直・当番なども家庭の事情を考慮し、継続的に勤務できる環境を目指しています。
放射線治療医に体力を要求される場面はあまりなく、男性医師と比較して女性医師が不利になることはまずありません。むしろ乳腺や婦人科領域の診察では女性であることのメリットがあるといえるでしょう。
2.北海道大学病院の取り組みについて
北海道大学病院では、女性医師・男性医師が共に働きやすい環境を目指して様々な取り組みがなされています。詳細については北海道大学病院 男女共同参画推進事業のサイトをご参照ください。
3. 放射線治療医の取り組みについて
放射線治療医を目指す女性医師に向けて、全国レベルで様々な取り組みがなされています。詳細については日本女性放射線腫瘍医の会のサイトをご参照ください
4.Q and A
Q)女性医師はどのくらい所属していますか?
A)2023年現在、北大病院および関連病院あわせて合計7名の女性医師が所属しています。妊娠・出産を経て専門医を取得して働いている先生もおられます。
Q)放射線治療医は被曝しますか?
A)現在の放射線治療はほぼすべて遠隔操作で行われるため、被曝は一切ありません。また関連病院の一部では小線源治療を行っていますが、厳格な管理のもと安全性に最大限配慮しながら治療を行なっています。
Q)家庭の事情による休暇や早退は可能でしょうか?
A)当院では女性医師のみならず男性医師の多くも家事・育児に参加しています。子供の行事や急な家庭の事情での休暇や早退は全く問題ありません。