治療機器

治療機器・機材のご紹介

当院では、放射線治療機器(リニアック)や腔内照射の装置など、複数の機器を用いて放射線治療を行っています。代表的な機器・装置をご紹介します。

リニアックと呼ばれる治療機器で、放射線治療用のX線や電子線を発生させます。ベッドの上に横になった患者さんの周りを機械が回転し、ミリ単位での治療を行います。北海道大学病院では、現在3台のリニアックが稼働しています。

 

シェルとよばれる固定具です。治療中の患者さんの頭が動かないように固定する役割を果たします。患者さんそれぞれの輪郭に合うように、オーダーメードで作っています。

主に頭頚部領域に放射線治療をする患者さんを診察するエリアです。写真中央の喉頭ファイバースコープではのどの奥を直接観察することができ、腫瘍の状態や治療中の変化を観察することができます。

密封小線源治療に用いる治療機器です。リモートアフターローディングシステム(RALS)と呼ばれ、イリジウム線源を遠隔操作で移動させて治療します。当院ではおもに子宮頚癌の放射線治療に利用しています。