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マーカー腫瘍の距離が離れていても安全に治療可能かどうか、についての論文がJournal of Radiation Research誌に掲載されました(著者:打浪雄介、その他)

2023.12.04
  • 発表論文

Real-time tumor-tracking radiotherapy with SyncTraX for primary liver tumors requiring isocenter shift

受理日 2023年10月16日

Authors
Yusuke Uchinami Naoki Miyamoto Daisuke Abo Ryo Morita Koji Ogawa , Tatsuhiko Kakisaka Ryusuke Suzuki Tomohiko Miyazaki Hiroshi Taguchi Norio Katoh Hidefumi Aoyama 

雑誌名 Journal of Radiation Research
https://academic.oup.com/jrr/advance-article/doi/10.1093/jrr/rrad088/7441098 PMID: 37996094

精度の高い放射線治療(体幹部定位照射)を行う場合に、肝臓内に目印となる金マーカーを挿入しています。なるべく腫瘍の近くにマーカーを留置するのが一般的なのですが、様々な要因によって難しい場合もあります。この研究は「金マーカーと腫瘍の距離が離れていても安全に治療可能かどうか」について調べたものです。その結果、症例数は限られていますが距離が離れている場合であっても安全かつ確実に治療可能でした。本研究成果により、肝臓への体幹部定位照射がさらに広まることを期待しています。(打浪雄介)