膵臓がんの定位放射線治療についての論文がBJRopen誌に掲載されました(著者:打浪雄介、その他)
2023.10.23
- 発表論文
Predicting the daily gastrointestinal doses of stereotactic body radiation therapy for pancreatic cancer based on the shortest distance between the tumor and the gastrointestinal tract using daily computed tomography images.
受理日 2023年9月6日
Authors
Uchinami Y, Kanehira T, Nakazato K, Fujita Y, Koizumi F, Takahashi S, Otsuka M, Yasuda K, Taguchi H, Nishioka K, Miyamoto N, Yokokawa K, Suzuki R, Kobashi K, Takahashi K, Katoh N, Aoyama H.
雑誌名 BJRopen
https://www.birpublications.org/doi/10.1259/bjro.20230043
「この研究は、膵臓がんの定位放射線治療において、治療前に撮像したCT画像情報から、その日の消化管の線量が予測できるかどうか?と言うことを検証した論文です。放射線治療機器の発展に伴い、治療前の患者さんの体内情報に基づいて放射線治療計画をその日のうちに修正する手法(適応放射線治療)が広まりつつあります。この手法を用いることで、膵臓がんでもより治療効果を高め、副作用を少なくすることが期待されています。本研究が適応放射線治療の発展に寄与することをを期待しています。」(打浪雄介)