Stage Iの早期食道癌の化学放射線療法(CRT)についての論文がRadiation Oncologyに掲載されました(著者:宮崎智彦、その他)
2022.01.24
- 発表論文
Endoscopic resection as an independent predictive factor of local control in patients with T1bN0M0 esophageal squamous cell carcinoma treated with chemoradiotherapy: a retrospective study
受理日 2021年12月21日
雑誌名 Radiation Oncology
Radiation Oncology volume 17, Article number: 11 (2022)
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35057830/
コメント
Stage Iの早期食道癌の化学放射線療法(CRT)について、局所再発率に関する予測因子を多変量解析を用いてまとめた論文です。局所再発はSalvage手術が必要になることもあるため、CRTの最大のメリットである臓器温存にとっては、局所再発の問題は課題の一つです。放射線治療が多くの患者さんにとって、治療選択肢の一つになり得るように今後も頑張りたいと思います。(宮崎智彦)