四次元放射線治療計画

次元定位放射線治療の基礎的研究:2次元細胞系への展開

北海道大学大学院医学研究科
放射線医学分野

教授 白土博樹

静止臓器(脳・頚髄)に対する 定位照射法の開発

(Shirato H, et al. J Jpn Soc Ther Radiol Oncol 4:149-62, 1992)

 

高速CTによる肺癌の動きの解析

発想

空間座標だけでなく、時間的な精度を上げた4次元照射の開発が必要。

静止臓器への定位照射システムの研究が役に立った。
定位照射で開発した位置計算法を連続的に行い、
座標が計画時と一致した瞬間だけ照射すればよいのでは?

動体追跡放射線治療の開発

(Shirato H, et al. Lancet 353:1331-32, 1999)

 

動体追跡放射線治療の概念

 

迎撃放射線治療

金マーカーが計画位置から数mmの範囲にある場合だけ0.05秒後に照射

 

迎撃照射による線量分布の改善
動いている肺模型によるフィルム測定

 

精度向上にて治るようになりつつある病気
I期非小細胞肺癌の手術不能・拒否例での治療成績

(Onimaru R, et al. IJROBP 56:126-135, 2003)

 

精度向上にて治るようになった病気
他治療不能・他癌合併例の限局性肝細胞癌の治療成績

(Kitamura K, et al. IJROBP 56:221-228, 2003)

 

4次元定位放射線治療の基礎的研究の命題

  1. 4次元定位放射線治療の細胞・動物を用いた実験系を確立できないか?
  2. 金マーカーを入れないで、さらに非侵襲的に、腫瘍の位置を検出できないか?

分子イメージングを用いた4次元定位放射線治療の基礎研究の概要

観測点に腫瘍が入った時のみ照射

FDGを投与し、動く腫瘍が観測点に入ったことを判別

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